2025年の6月アジア共同行動

 

日米韓合同軍事演習が日常化し、さらに米比合同軍事演習に自衛隊が公式参加する今、韓国から「社会変革 現場実践 労働者戦線(略称労働戦線)」の活動家と、日本でフィリピン移住労働者のための活動をしているミグランテ日本支部の皆さんをお招きして、下記のような集会やデモ、各種交流企画が取り組まれました。

また、各集会場では、フィリピンの日系企業カワサキモータースと闘うカワサキ統一労働組合(KULU)の初ストライキへの連帯の認証ショットにも取り組みました。

 

6/21 韓国ゲスト到着

6/22 京都「いまこそ民衆の国際連帯を~戦争と原発、差別排外主義に抗して~6/22AWC京都集会」
午前中は清水寺を観光。
午後1時半から京都市内のひとまち交流館で約30名の参加で集会、その後京都駅前に向かうデモ。
「韓国大統領選の結果と韓国労働運動の課題」と題する講演と、フィリピン移住労働者組織ミグランテ日本支部などの報告を受けて、質疑応答。連帯ユニオン関西生コン支部、若狭の原発を考える会、AWCユースからの連帯発言を受けました。京都市内を行くデモでは、突然強行されたアメリカによるイラン空爆に抗議するコールも叫び、沿道からの応援も多く、6月アジア共同行動にふさわしい取り組みになりました。
デモ後には、きょうとユニオン2階で交流会も開かれました。



6/23 福井県若狭の原発集中地域のフィールドワーク
朝から、琵琶湖岸を通って多くの原発が集中する若狭地方に向かいました。敦賀原発~もんじゅ・ふげん~美浜原発(月曜のためPR館は休館で残念)〜高浜原発を見て、舞鶴浮島丸犠牲者の追悼の碑などを見学して夕方に京都市内に戻りました。

6/24 大阪にて各種の労働運動交流企画

●おおさかユニオンネットワーク主催の毎週争議行動に参加



●関西生コン支部への訪問
長年AWC運動を支えていただき、現在、労働運動破壊の大弾圧への反撃を闘う湯川委員長ほか連帯ユニオン関西生コン支部の皆さんと懇談。
韓国の労働運動活動家団体「労働戦線」ってどんな活動をしているの?と皆さんの関心が集中し、たくさんの質問が出されました。

●おおさかユニオンネットワーク主催「韓国労働運動活動家を迎えて大阪交流会」
宣伝期間は短かったものの14名の参加で、おおさかユニオンネットワークで活動している様々な労組が代表参加しました。韓国ゲストは労働運動に焦点を当てた報告を行い、活発な質問が出されて交流が深まりました。


6/25 神戸観光と「アジア労働者交流集会in神戸」
朝から神戸観光を兼ねて、「8時間労働発祥の碑」、「戦没した船と海員の資料館」、「非核『神戸方式』の碑」、「神戸港 平和の碑」などを訪れ、中華街・南京町を見ました(昼ご飯はゲストの希望で吉野家の牛丼)。
14時から、3団体実行委(自立労連神戸支部・神戸学生青年センター・兵庫社会労働運動センター)の主催でアジア労働者交流集会in神戸が行なわれ、23名が参加しました。コロナ禍以来、数年ぶりの再開です。韓国ゲストは、個人史や団体の活動紹介も含めて講演は回を追うごとに詳細に。。

集会場では翌日の川崎重工株主総会へのイスラエルとの取引抗議アクションや、第4水曜の水曜行動の案内などもありました。サイゼリヤで交流会のあと、短時間ですが六甲道駅前での水曜行動にも合流し、そのあと韓国ゲストは東京へ。