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日本連絡会議ニュース

 

 

 

8月5日、オスプレイ配備阻止の沖縄県民大会、それに呼応する首都圏集会へ!!
沖縄·普天間基地へのオスプレイ配備中止を求める7·11集会報告


ついに、殺人欠陥機オスプレイ配備を阻止する巨万の沖縄県民大会が決定した。8月5日だ。当日、「本土」首都圏などで、オスプレイ配備阻止の集会·デモが繰り広げられる。沖縄人民と連帯し、断固たたかおう。

岩国でも、オスプレイの強行搬入と試験飛行-配備が狙われている。これに、7月21日10時から、愛宕山を守る会などが抗議の集いをもつ。1のつく日に定例となった愛宕山米軍住宅反対の一環だ。これにも連帯し、かけつけよう。

普天間基地·岩国基地へのオスプレイ配備とともに、150メートルもの低空飛行訓練が全国各地でおこなうことも暴露された。怒りに堪えない。ぜったいに、オスプレイ配備を阻止しよう。

沖縄のオスプレイ配備の攻撃と一体となった高江ヘリパッド着工の策動は、7月に入って、防衛省が無理やりに工事入り口のゲートを確保しようと、動いていることも報告された。断固として、辺野古新基地建設阻止、高江ヘリパッド着工阻止をすすめよう。

7月11日、東京·文京区民センターでは、約300名弱が結集し、沖縄·普天間基地へのオスプレイ配備中止を求める集会が開催された。よびかけは、平和フォーラム、全労協、沖縄一坪反戦地主会関東ブロック、辺野古実、さらに我々AWC日本連も加わった、首都圏を中心とした広範なものだ。

司会は、「沖縄県民に死の恐怖をおしつけるオスプレイ配備を阻止しよう」と訴えた。そして訪沖した森本防衛相がオスプレイ普天間基地配備を通告した6月30日は、53年前のこの日に、旧石川市宮森小学校で米軍ジェット機が墜落炎上し、多くの小学生が犠牲となった日であったこと。これを徹底的に糾弾した。つぎにオスプレイの危険性がはっきりと分かるDVDが上映された。その後、普天間爆音訴訟団幹事の栄野川安邦さんが講演した。核が事前協議なしで沖縄などへ搬入され、沖縄などの基地からの米兵出撃も事前協議がなく、今度のオスプレイ配備も事前協議をせず、一方的に頭越しに米国から押し付けられることにたいして、満腔の怒りをもって、非難される。オスプレイは、エンジン停止時などの「安全装置」であるオートローテーション機構(ローターを逆回転させ緩やかに降下する機構)がなく、すぐに墜落すること。バランスがそもそも悪いこと。沖縄、岩国だけでなく、全国で低空飛行することなどを痛烈に批判した。また8年前のヘリ墜落事故時に遭遇し、すべてが米軍の優先権·治外法権に管理され、日本の法律·権利のいっさいが踏みにじられていることを抗議される。墜落したCH53ヘリには、猛毒の放射性物質ストロンチウム90がローターの付け根に使われ、なんと、そのうちの一個が消失したと米軍が発表。当時、消火に当たった消防隊は、急遽、精密検査を行った。これらの貴重な講演と沖縄差別軍事支配の実態に、会場は、オスプレイ配備阻止の決意に燃えた。

つづいて、呼びかけ団体·個人から発言が続いた。平和フォーラムの藤本さん、全労協の中岡さん、辺野古実などなどが次々と発言し、さいごに、東京沖縄県人会の方がオスプレイ配備阻止の決意を締めくくった。

8月、9月、10月の闘いへの決意を司会が集約し、集会は成功した。

7月11日沖縄・普天間基地へのオスプレイ配備中止を求める集会・その1

7月11日沖縄・普天間基地へのオスプレイ配備中止を求める集会・その2

7月11日沖縄・普天間基地へのオスプレイ配備中止を求める集会・その3

7月11日沖縄・普天間基地へのオスプレイ配備中止を求める集会・その4

7月11日沖縄・普天間基地へのオスプレイ配備中止を求める集会・その5

7月11日沖縄・普天間基地へのオスプレイ配備中止を求める集会・その6


資料

» 6月17日宜野湾市民大会のチラシ(PDFファイル・約2265KB)

» 7月11日沖縄・普天間基地へのオスプレイ配備中止を求める集会・栄野川さん講演レジュメ(PDFファイル・約487KB)

» オスプレイ配備阻止!10万人沖縄県民大会に呼応する8・5首都圏集会のチラシ(PDFファイル・約952KB)

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