アジア共同行動・日本連絡会議

日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する

日本連絡会議ニュース

 

 

 

ヤスクニ2013キャンドル行動‏


8・15靖国に安倍政権の閣僚3名をはじめ、100名を超える国会議員が参拝した。これに抗議弾劾する。靖国神社は、日本帝国主義の侵略戦争を肯定し美化し、天皇の皇軍として死亡した侵略の兵士をさらに英霊として賛美する戦争動員の国家装置にほかならない。だからこそ、後退する今日の日本をふたたび帝国主義強国への復活をねらう安倍政権は、靖国神社公式参拝を強行しようとし、戦没者式典の式辞でこれまで歴代首相が発言した「アジア侵略の反省」「不戦」などを表明せず、逆に、戦後日本のアジア経済支配を賛美した。安倍によるアジア侵略戦争の否定と美化、ならびに戦前戦後を貫く日本のアジア支配を肯定する一連の言動は、ぜったいに許されない。安倍は、米軍と自衛隊を一体化し 、集団的自衛権行使をもって、ふたたびアジアや世界での侵略戦争の犯罪を行おうとし、自衛隊(安倍自民党は国防軍化)の戦死者を靖国神社へと奉ろうと狙っている。靖国神社は、労働者人民にとって、二度とアジア侵略戦争をしない総括と決意を持って、天皇制とともに解体し廃絶する施設なのである。安倍政権もまた、そうした決意を持って、改憲攻撃もろとも打倒されるべき対象にほかならない。

アジア共同行動首都圏のなかまは、8・15靖国参拝策動に反対するために、ヤスクニ2013キャンドル行動に決起していった。

8月10日(土)午後1時、在日本韓国YMCA会館(千代田区)で、「平和の灯を!ヤスクニの闇へ 2013キャンドル行動 国防軍の名の下ふたたび『英霊』をつくるのか」集会が開かれた。主催はキャンドル行動実行委員会。最初に、韓国の団体・民族問題研究所の所長が、「安倍政権は侵略戦争を否定し、平和憲法を無視するような発言をしている」と安倍政権を批判。今回の行動に韓国から35名の方が参加していることが報告された。さらにアジア太平洋戦争中に強制労働させた日本製鉄に対し、元徴用工が損害賠償を求めた裁判につき、7月にソウル高等法院が原告勝訴を言い渡したことを「ひとつの救い」と評価した。

シンポジウムでは、ジャーナリストの志葉玲氏が、イラク戦争の現地取材で得た戦地の実態と、自衛隊のイラクでの戦争協力を暴露。「集団的自衛権が認められれば、アメリカの戦争に自動的に巻き込まれる」と安倍政権を厳しく批判した。韓国の金東椿氏(聖公会大学教授)は「韓国における戦死者『追悼』」と題してスピーチし、国立顕忠院も靖国神社同様、「国家に対する忠誠心を煽るために作られている」と分析した。内海愛子氏(恵泉女学園大学名誉教授)は、戦死者を崇めたてる一方で、戦病死が蔑まれ、捕虜となることは屈辱であるという刷り込みがなされてきた歴史に触れた。最後に、高橋哲哉氏(東京大教授)が、安倍政権が進めている、改憲による自衛隊の国防軍化と集団的自衛権が密 接に結びついていることを指摘し、「ふたたび『英霊』を作られようとしている」と徹底的に批判した。

シンポジウムの後、韓国から靖国合祀取り下げを求める遺族、フィリピンから元「日本軍」慰安婦被害者がそれぞれアピール。韓国民衆歌謡など音楽演奏も大いに盛り上がった。

集会が終わると参加者はキャンドルに火を灯し、パネラーや靖国合祀遺族を先頭にデモ行進に移った。神保町交差点付近では「在特会」ら排外主義集団が罵声を浴びせ、街宣右翼が車両でデモ行進への突撃を試みるなど妨害をはたらいたが、参加者は「国防軍を作るな」「靖国神社はいらない」等と力強いシュプレヒコールを挙げてデモをやりきった。

8月15日、安倍首相は参拝はしなかったが「玉串料」を納めて実質的に参拝の意志を明らかにした。また稲田ら閣僚3人が参拝した。これを徹底弾劾し、アジアの民衆と連帯して反安保・反改憲・靖国解体のたたかいを進めていこう。

ヤスクニ2013キャンドル行動・その1

ヤスクニ2013キャンドル行動・その2

ヤスクニ2013キャンドル行動・その3

ヤスクニ2013キャンドル行動・その4

ヤスクニ2013キャンドル行動・その5

ヤスクニ2013キャンドル行動・その6

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