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日本連絡会議ニュース
秘密保護法案廃案へ！米国ANSWER連合も国会抗議行動！安倍政権を許さず、岩国行動2013へ。
多くの反対と抗議のうねりのなかで、秘密保護法案の衆院強行採決が行われた。侵略戦争のために国家情報を秘密にし、こうした危険で民主主義に反する国家・政府の動きを全面暴露すること、これをもって当然である人民の反政府行動をとりくむ権利、これを重罰で弾圧しようとしている。さらに、人民のあらゆる反政府活動を監視し取り締まること、知る権利・言論の自由・政府や強者を批判し変革していく権利を奪おうとすること、人民の国際的な反政府連帯行動もおしつぶすこと、これらが秘密保護法でねらわれている。安倍政権は、福島での公聴会で圧倒的な秘密保護法案反対のうねりに恐怖し、翌日の11月26日、衆院通過を強行した。高まる人民の秘密保護法案反対のうごきを強め、この廃案をなんとしても求めていこう。岩国行動2013へ参加しよう。米国ANSWER連合の仲間が来日し、国会抗議行動に参加した。すばらしい。ANSWER連合の最近の活動をおしらせします。
ANSWER連合の最近の活動から
ANSWER連合（Act Now to Stop War and End Racism／戦争を止めレイシズムを終わらせるために今こそ行動を）は、2001年の9・11事件の直後に結成され、アフガニスタンやイラクへの侵略戦争・占領に反対するたたかいをはじめ、米国で最も活発に反戦運動を展開してきました。同時に、ANSWER連合は反戦・反レイシズムを掲げ、様々な領域で活動を行っています。以下、ANSWER連合のホームページに掲載された報告をもとにして、最近のANSWER連合の活動を紹介します（AWC国際事務局）
■米軍による無人機攻撃に抗議
2013年11月15日、ワシントンDCでの集会・デモ
この日、ANSWER連合は、コードピンクその他の反戦団体とともに、米国の首都ワシントンDCで、米軍による無人機攻撃に反対する行動を行った。無人機攻撃はイエメン、パキスタン、アフガニスタンをはじめ世界各地で民間人の犠牲者を生み出している、集会はホワイトハウス前で行われ、無人機の製造メーカーであるゼネラル・アトミック社の門前までのデモ行進が行われた。
■警察の暴虐に対するたたかい
2013年11月9日 「アンディー・ロペスに正義を！」
全国抗議行動デーこの日、警察の暴虐に反対する人々が、アンディ・ロペスの正義を要求して全国各地で抗議行動をおこなった。アンディ（13歳）は10月22日、カリフォルニア州ソノマ郡の人種差別的な郡保安官に銃で虐殺された。カリフォルニア州ロサンゼルスでは市役所前で州警察本部前までデモ行進が行われた。このANSWER連合が組織した抗議行動には、警察の暴力で虐殺された人々の家族も参加した。
■キューバへの連帯
2013年10月31日、フィラデルフィアでの講演集会
ANSWER連合は、キューバとその民衆への連帯を鮮明にしている。米国政府は幾度にもわたってキューバの政権転覆や指導者の暗殺を狙い、長期にわたって経済封鎖を続けてきた。この日、フィラデルフィアのテンプル大学で、ANSWER連合のメンバーであり、「キューバ5釈放要求全国委員会」の全国コーディネーターであるグロリア・ラ・リヴァによる講演会が行われた。「キューバ5」は1998年に米国政府・FBIに逮捕され、以来今日まで米国で投獄されている。
■ファシストとの対決
2013年10月23日、フィラデルフィアでの対抗行動
ネオナチ集団によるデモに対して、人種差別・民族差別、性差別、性的マイノリティーに対する差別に反対する人が集まって、これに対するカウンター行動を行った。カウンター行動への参加者がネオナチ集団を取り囲み抗議したので、この差別者集団は少しばかりをデモをして、すぐに車に乗り込んでかえってしまった。フィラデルフィアのANSWER連合のメンバーもこの取り組みに参加した。
■移民の権利のためのたたかい
2013年10月10日 、ワシントンDCの全国集会に参加
米国は移民国家であるが、このかん非登録移民に対する強制送還攻撃が激化している。この日、ワシントンDCで移民に対する強制送還に反対し、入管法の改正と移民の権利を求める集会・デモが行われ、労働組合員をはじめ数千人が集まった。それに先立つ10月5日には各地で同様の要求を掲げた取り組みが行われている。ANSWER連合もこれらの取り組みに参加し、「移民にすべての権利を！」と訴えた。
■反戦兵士のたたかい
2013年9月26日、ロサンゼルスでのデモのなかで
ANSWER連合を構成する現役・退役の反戦兵士の組織である「マーチ・フォワード！」、この日、ロサンゼルスで行われたは移民の権利を求めるデモに参加した。郡のリクルーターにつかまって従軍している現場の兵士の大部分は移民や労働者階級の出身であり、「マーチ・フォワード！」とANSWER連合のデモ隊は、デモ行進のなかで、移民に権利を！そして現役・退役のすべての兵士に十分な権利を！と訴えた。
■生活賃金を要求して
2013年9月17日、ワシントンDCでの抗議行動
米国にはLRAA法という大規模小売業者の責任に関する法律がある。この法律によれば、大規模小売業者は労働者に生活できる賃金（リビング・ウェイジ）として、時給12.50ドル（約1250円）以上を支払わねばならない（諸手当を含めて）。しかし、大規模小売業の筆頭核であるウォルマートは最近これをひっくり返すためのロビー活動を強めている。この日、これに抗議する取り組みがワシントンDCで行われ、ANSWER連合からも参加した。
■米国のシリア戦争反対！
2013年9月7日、全米各地で抗議行動
オバマ政権によるシリア軍事攻撃策動に対してANSWER連合はそれを阻止するために活発な反対運動を展開してきた。9月7日には全米各地で一斉に抗議行動が行われた。抗議行動の世界的な高まりのなかで、オバマ政権は孤立して追い込まれ、シリア攻撃を中止した。その民衆のたたかいにANSWER連合は米国内部から貢献してきた。
■女性の権利のためのたたかい
2013年8月26日、女性平等デーに各地でデモ
昨年に結成された女性組織「ワード」は、女性平等デーのこの日、女性の権利を侵害・後退させようとする右派勢力の動きに反対し、女性の権利およびすべての抑圧された人々の権利を要求して、全米各地でデモ行進をおこなった。「ワード／WORD」とは「抵抗と防衛を組織する女性たち」を意味する英語の頭文字をとったものであり、また、ANSWER連合の全国運営団体として活発に活動を展開している。
