アジア共同行動・日本連絡会議

日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する

日本連絡会議ニュース

 

 

 

李寿甲先生への弔辞


李寿甲先生の葬儀は、12月26日に行われました。わたしたちも弔辞をおくりました。以下、掲載します。


弔辞

李壽甲先生

突然の悲報に言葉もありません。

振り返れば、李壽甲先生が私たちのもとを初めて訪ねてくださった1995年秋から今日までの18年間、李壽甲先生は数えきれないほど多くのものを私たちにくださいました。

李壽甲先生は、日本帝国主義の植民地支配の収奪のさなかに貧農の子として生まれ、20歳で解放を迎えた朝鮮の革命運動と労働運動に参加し、その中で肉親をも失った自らの経験を私たちに語ってくださいました。そのような歴史の生き証人でありながら、80歳を超えても常に韓国の大衆運動の現場において、孫のような若い仲間たちとともに議論し、笑い泣くことを楽しみとして活動しておられた姿を、私たちは一時も忘れることができません。

また李壽甲先生は、数十回に及ぶ日本訪問を通じて、私たちAWC日本連絡会議の日常活動の現場にともに居て、私たちを常に激励してくださいました。日本という帝国主義本国で日米帝国主義に反対する運動を作り出すこと、実際にアジア諸国の民衆運動との実践的連帯を築くこと、労働者階級が土台となると同時に差別され抑圧される女性や障害者や若い仲間が広範に参加する反帝運動を建設することの重要性を語ってくださり、私たちにAWC運動を通じてその使命を着実に果たすよう常に働きかけてくださいました。

さらに李壽甲先生は、AWC韓国委員会の創設者として、日本のみならずアジア諸国で開かれる反帝国際共同闘争の先頭にも、ともに立ってくださいました。酷暑のフィリピンで、インドネシアで、マレーシアで、台湾で、シンポジウム会場で、また街頭デモの先頭で、日米帝国主義を糾弾し、民衆を弾圧する当該国の政権と警察権力を弾劾し、帝国主義の犠牲となった民衆の物語に涙をこぼしながら、ともに闘う民衆たちを激励してAWC運動の前進を率いてくださいました。

李壽甲先生との出会いがなければ、今日のAWC運動も日本連もありませんでした。

私たちAWC日本連絡会議のすべての会員は、この18年間を通じて、李壽甲先生から受けた恩を返せないままにお別れしなければならないことが心底心残りです。しかし李壽甲先生は、「嘆くな」「前進せよ」とおっしゃるでしょう。私たちもそうしなければなりません。

李壽甲先生、本当に長い間、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。最後になりましたが、李壽甲先生を支えてこられたご家族の皆様に、心から哀悼と感謝の意をお伝えして、追悼のご挨拶に代えます。

アジア共同行動(AWC)日本連絡会議
共同代表 白松哲夫 鴨居守 瀧川順朗
顧問 小城修一

 

awcjapan21@yahoo.co.jp

当サイトに掲載された文章・写真等の無断転載を禁じます。
Copyright © 2005-2013, AWC-JAPAN, All Rights Reserved.