アジア共同行動・日本連絡会議

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日本連絡会議ニュース

 

 

 

弾圧を許さず、6/5京丹後米軍Xバンドレーダー基地反対の現地闘争が大成功!


米軍Xバンドレーダー基地撤去!
6・5京丹後現地総決起集会、350人の参加で大きく成功

晴れわたる日差しのなか、6・5京丹後現地総決起集会(主催:6・5京丹後集会実行委員会、協賛:米軍基地建設を憂う宇川有志の会)は、近畿一円から大型バスや自家用車で駆けつけた約350人の参加で大きく成功しました。また、基地が建設された地元・宇川をはじめ京丹後市の方々もこれまで以上に多く参加されました。

今回の現地集会・デモはいくつかの点で大きな意味をもつものとなったと思います。

第一に、このかんの続いてきた大阪府警公安三課による米軍Xバンドレーダー基地反対運動に対する不当な弾圧をはねのけて勝ちとられたという点です。この弾圧は運動の萎縮と分断を狙ったものですが、多くの人々が近畿一円から駆けつけ、地元・宇川や京丹後市からも多くの参加を得ることで、国家権力のもくろみを許さず、成功裏に開催されたということです。

第二に、沖縄をはじめ全国の反基地運動との結びつきをさらに強めるものとして勝ちとられたということです。今回の現地集会・デモには、沖縄から山城博治さん、映画「戦場ぬ止み」の監督の三上智恵さん、神奈川からは基地撤去をめざす県央共闘会議の越川好明を迎えて取り組まれました。岩国からは田村順玄市議の連帯メッセージが届きました。山城さんは米軍Xバンドレーダー基地撤去をめざす私たちのたたかいに対して「米軍基地撤去までめげない、負けない、くじけない」との激励の言葉を届けてくれました。また、東京の辺野古リレーの若者たちも参加し、新たな結びつきもつくられました。

第三に、Xバンドレーダーに対応するTHAADミサイル(終末高高度防衛ミサイル)配備が計画される韓国から「平和と統一を開く人々」のオ・ヘランさんを迎えることで、日米韓の軍事一体化および米国の東アジアにおける「ミサイル防衛」(MD)体制=先制攻撃体制の構築とたたかう現場からの日韓民衆連帯の第一歩となったということです。オ・ヘランさんは、折しも集会直前の6月3日にTHAADミサイルの配備先として韓米合意がなされたと報道された韓国の大邱市で活動しています。

6/5京丹後米軍Xバンドレーダー基地反対の現地闘争・その1 6/5京丹後米軍Xバンドレーダー基地反対の現地闘争・その2

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この日は予測された雨も降らず、絶好のデモ日和となりました。デモは宇川の集落と基地ゲート前を通るコースです。素晴らしい宇川の風景に触れながら、同時に、基地ゲート前での抗議を行い、地元の住民の方々には私たちの思いをアピールさせていただきました。 京丹後では頻発する米軍関係者による交通事故が深刻な問題になっています。また、基地周辺での騒音問題も解決していません。人々の生活を脅かしつつ、東アジアの軍事緊張を高めている宇川の米軍Xバンドレーダー基地を撤去させ、すべての人が平和のうちに安心して暮らせる社会の実現と東アジアの平和確立に向けて私たちはたたかいをさらに前進させていきます。

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集会決議

私たちは今日、人々が平和のうちに安心して暮らせる社会の実現と東アジアの平和確立に向け、それを阻害している米軍Xバンドレーダー基地の撤去を求めて、ここ京丹後市の宇川地区に集まりました。

決議の冒頭、私たちは沖縄での米軍属(元海兵隊員)による女性強姦・殺害・死体遺棄事件について、満身の怒りを込めて抗議するものです。米軍基地の存在ゆえに引き起こされたこの凶悪犯罪を私たちは許せません。米軍は事件が起こる度に「再発防止」や「綱紀粛正」に努めると約束しますが、米軍による犯罪は後を絶ちません。それは軍隊の性格に由来する構造的な問題であり、米軍人・軍属による犯罪、事件・事故を根絶するには、米軍基地をなくすしかありません。私たちは本日の行動を辺野古新基地建設阻止、全基地撤去をめざす沖縄の人々と連帯してたたかいます。そしてまた、繰り返される米軍犯罪、事件・事故の温床となっている不平等な日米地位協定の抜本改定を強く要求します。

2014年5月に基地工事が開始され、同年12月にXバンドレーダーの本格運用が始まって以来、京丹後では米軍基地の建設と米軍人・軍属の駐留に起因する多くの深刻な問題が引き起こされてきました。昼夜を問わずうなりをあげるレーダーの発電機による騒音が、周辺住民の安寧な生活を脅かしています。民間軍事会社から派遣され基地警備を担当する米軍属の集合住宅は、地元の住民の意向を押さえつけて強引に建設が進められました。他方、残りの米軍属は当初の約束を破って好き勝手に民間住宅に移り住み、日米地位協定の壁によって京丹後市としては誰がどこに住んでいるのかも把握できないままでいます。沖縄で起こることは、京丹後でも起こりうることです。沖縄での凶悪事件の犯人ケネス・フランクリンは嘉手納基地所属の米軍属で、住居は与那原町の民家でした。京丹後でも同様の条件が広がっており、事件の発生も予測されます。あわせて深刻なのは、あまりにも頻発する米軍関係者による交通事故です。人身事故の被害者となった市民が泣き寝入りを強いられる事態も起こりました。基地建設の前提とされた住民の「安全・安心」は、すでに確保されていません。そして、米軍基地が存在するかぎり、さらなる事件・事故がいつ起こるかもしれないのです。

戦争法を強行制定した安倍政権はいま、自衛隊の海外派兵に向けて戦争出動体制を強化しつつ、日米の軍事一体化を推進しています。その下で、京丹後の米軍Xバンドレーダー基地は、東アジアの軍事緊張を日々高めてきました。今年3月7日から4月末まで二カ月近くにわたって続いた朝鮮敵視政策による米韓合同軍事演習では、沖縄や本土の米軍基地から米軍部隊が朝鮮半島へと出撃しています。情勢の緊迫のなか、それと連動してこの京丹後のXバンドレーダーは騒音を拡大させながらフル稼働してきました。さらに、東アジアにおける米国の「ミサイル防衛」システムの重要な一部として、自衛隊へのTHAADミサイルの導入策動、駐韓米軍へのTHAADミサイル配備策動を呼び起こすなど、日米韓の軍事一体化・軍事同盟形成をおし進める役割を果たしています。それは朝鮮半島と東アジアの軍事緊張を拡大させるだけのものです。私たちは平和と自主的平和統一を願う朝鮮半島の人々をはじめアジアの民衆と固く連帯し、日米韓の政府によるこのような策動に反対すると共に、安倍政権による戦争法の廃止を要求します。

政府は、米軍Xバンドレーダー基地の建設は「国策」であり、外交・防衛問題は国の「専権事項」だと言ってきました。しかし、それが人々のいのちと暮らしを脅かし、東アジアの平和を阻害し、戦争の危険を高めるものであるが故に、私たちは、地元の人々と共に、主権者として立ち上がり、私たちのものではない「国策」をひっくり返すためにたたかいます。そして、沖縄、神奈川、岩国など全国の反米軍基地運動との結びつきを広げ、東アジアの民衆の国際連帯の発展をめざします。平和のうちに生きるために、米軍基地はどこにもいりません。

2016年6月5日

米軍Xバンドレーダー基地撤去!京丹後市は住民の自治と安全・安心を守れ!
6・5京丹後現地総決起集会参加者一同

関連資料

» 米軍Xバンドレーダー基地撤去!京丹後市は住民の自治と安全・安心を守れ!6・5京丹後現地総決起集会 集会決議(PDFファイル・約213KB)

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