アジア共同行動・日本連絡会議

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日本連絡会議ニュース

 

 

 

8月21日 岩国反基地国際デイにとりくもう!


8・21 岩国国際DAY(第3回)のよびかけ

アジア共同行動日本連絡会議

8月21日は、岩国国際DAYです。各地で、岩国基地に反対する企画や行動を!

岩国日米両軍基地は、来年2017年に極東最大の海兵隊基地に強化されようとしています。岩国に、厚木からの空母艦載機57機が移ってきます。米国内以外には初めて配備される最新鋭戦闘攻撃機F35も岩国に配備されます。これらに伴って、岩国には基地内外に米軍住宅が大規模に建設されつつあるのです。愛宕山に270戸、基地内に790戸の米軍住宅です。ほかにも、岩国基地はオスプレイの訓練拠点としてもすでに機能させられています。また、普天間基地からKC130空中給油機部隊も岩国に移されました。これらによって、岩国米軍基地は、130機前後がひしめく極東最大の海兵隊基地へと変貌させられます。そして、岩国市は1万人の米兵が住む街となってしまい、騒音、米兵による犯罪など、市民の暮らしが脅かされていきます。しかも、岩国基地は日米両軍の共同基地です。戦闘攻撃機が集中する海兵隊基地であるとともに、海上自衛隊の航空機基地との共同基地でもあるのです。安倍政権による戦争法のもとで、岩国基地は、日米両軍の出撃拠点、朝鮮半島をにらんだ最前線基地としての役割を強制させられます。

こうした岩国基地の実態が、国内で、海外で、あまりにも知らされていないのが現状です。しかし、かつて岩国市民は、厚木からの艦載機移駐に反対し、住民投票で、これを拒否する圧倒的多数の意思を表明してきました。また、米軍住宅が建設される愛宕山では、住民が、毎月、1日、11日、21日、愛宕山見守りの集い(集会、デモ)を行ってきました。

いま、沖縄では、高江にオスプレイのためのヘリ基地建設が、暴力的に強行されています。また、日米両政府は、辺野古新基地建設を沖縄の反対の声をふみにじり強行しようとしています。こうした沖縄における基地新設強化と岩国基地強化は一体のものです。わたしたちは、沖縄への基地新設強化と岩国の基地強化をともに反対します。そして、沖縄と並び、岩国で巨大な米軍基地が作られ永続化されようとしていることに、国内で、さらに、海外で、ともに反対する流れを作ることが必要です。

そこで、愛宕山見守りの集いが開始された8月21日を岩国国際DAYとして、それぞれの地域などで、ぜひ、岩国基地問題を訴える取り組みを起こしてください。8月21日、愛宕山見守りの集いに参加しましょう。住民に連帯の声を届けよう。同時に、8月21日(前後も含む)、全国各地で、住民に連帯して、岩国基地問題を訴える取り組みを起こしてくださることを呼びかけます。

(岩国市民への応援メッセージ、各地での岩国基地問題展示会、「消えた鎮守の杜」映画上映会、岩国基地強化反対署名活動、スタンディングなど、可能な取り組みを起こしてください。必要な材料についてはご相談ください)

連絡先・http://www.awcjapan.org
メールawcjapan21@yahoo.co.jp

» 8・21 岩国国際DAY(第3回)のよびかけ(PDFファイル・約144KB)

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