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8/12伊方原発再稼働反対−経産省抗議行動!


8.12(金)経産省抗議行動~伊方原発再稼働糾弾!テント撤去は許さない!

四国電力は8月12日、立地地域住民をはじめ全国の再稼働反対の声を押し切って、愛媛県の伊方原発3号機の起動を強行しました。定例の金曜・経産省抗議行動は、御盆にも拘らず、50人以上の人々が世耕経済産業相を厳しく糾弾しました。

◆淵上さんは、世耕経産相が伊方原発再稼働を「プルサーマルの推進、核燃料サイクルの推進という観点からも非常に意義がある」と歓迎する談話を出したことについて批判しました。伊方3号機は使用済み燃料から取り出したプルトニウムを再び使うプルサーマル発電の原発である。核燃料サイクル政策によって国内外にたまるプルトニウムは、47.9トンにもなる。これで核兵器がどのくらいできるのか?! 非常に危険なことであり、伊方原発再稼働と関係があると指摘しました。そして、経産省は国民の命よりも経済発展だけを重視していると、世耕経産相を糾弾しました。

◆三上さんは世耕経産相が立地地域住民の同意を得てよかったと、地元の同意を得たかのように言っているが、浅はかだと、以下のように糾弾しました。

『なんで原発が必要か? 何故、再稼働か? 何故、存続が必要か? 真っ向から答えられない。何人も経産省大臣が変わってきたが、(民意と)真正面に向き合うことなく、権力の在り方が何百年も続いてきた。伊方再稼働の公論に対して最低限でも答えてみなさい! 原発反対の圧倒的民意を受け止めて見直しなさい! 国民に支持されているテントは、国民の声が籠っている。国民の声の力を肝に銘じなさい!』

◆田中さんは、地震学者で前規制委員長代理の島崎邦彦東大名誉教授が「熊本地震の検証に基づき、これまでの計算式では地震動は小さくなる」と指摘して、日本の基準地震動を見直してほしいと提起して、規制委は事務局に再計算を命じたが、結果は「見直しは不要」で結論は変えなかったことについて、経産省を糾弾しました。地震が起これば必ず原発は壊れる。熊本地震のような地震が起きた場合、非常に危ないのに、原発再稼働できるのか?! 何故、認めるのか! 西日本で過酷事故が起これば日本は終わりだと訴えました。

◆女性たちも経産省や規制委員会の無責任さに呆れ返って、「テント撤去は許さない!」と、命の叫びを上げて弾劾しました。主権在民の粘り強い闘争で、脱原発テントは来る9月11日で、設立5周年を迎えます。「脱原発9.11~怒りのフェスティバル」を権力の弾圧や、右翼の襲撃を跳ね返して成功させましょう!!

AWC首都圏幹事 高槻民枝)

8/12伊方原発再稼働反対−経産省抗議行動・その1

8/12伊方原発再稼働反対−経産省抗議行動・その2

8/12伊方原発再稼働反対−経産省抗議行動・その3

8/12伊方原発再稼働反対−経産省抗議行動・その4

8/12伊方原発再稼働反対−経産省抗議行動・その5

8/12伊方原発再稼働反対−経産省抗議行動・その6

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8/12伊方原発再稼働反対−経産省抗議行動・その8

8/12伊方原発再稼働反対−経産省抗議行動・その9

8/12伊方原発再稼働反対−経産省抗議行動・その10

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