アジア共同行動・日本連絡会議

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辺野古新基地阻止、高江ヘリパッドを許さないぞ!辺野古埋め立て承認取り消しにたいする9/16違法判決弾劾!


沖縄名護市の辺野古新基地建設に不退転で阻止をたたかう翁長沖縄知事が行った”辺野古埋め立て承認取り消し”は、「島ぐるみ」「オール沖縄」の民意であり、「本土」の反戦反基地・改憲阻止をも貫く正義そのものです。

これにたいして、9月16日、福岡高裁那覇支部の多見谷裁判長は、「違法」といった沖縄県側の敗訴判決を出しました。許しがたい、沖縄差別判決です。徹底的に抗議します。

繰り返しますが、沖縄人民の民意と大義は、辺野古新基地反対であり、危険きわまりない普天間基地の即時無条件返還であり、殺人的欠陥機オスプレイ配備の撤回です。この間、名護市長選、名護市議選、沖縄知事選、衆議院選挙、そして、7月の参議院選挙と、辺野古新基地反対派が圧倒的に勝利し、独裁と強権の安倍政権を追い込んできました。

にもかかわらず、9/16多見谷判決は、日米の沖縄にたいする差別蹂躙と軍事支配を露骨に居直り正当化するものでした。沖縄人民の”基地はいらない” ”差別を許さない” ”日米軍事同盟と戦争に反対”といった沸騰する自己決定権と平和的生存権の要求を踏みにじるものでした。それは、辺野古新基地反対は普天間基地が固定化するといって政府の普天間基地閉鎖責任の放棄を追認し、沖縄差別抑圧の側に立って恫喝し、沖縄以外に移設できないと居直る許しがたいものです。沖縄人民の平和裏に生きる権利よりも日米軍事同盟の国際条約(戦争同盟であり殺戮と人権破壊の極致じゃないか)の利益を優先すると判決したのでした。

この間、東村高江へのオスプレイ(殺人欠陥機、空飛ぶ棺桶)着陸基地の工事も強行に進めてきました。現地で反対闘争にたいして、「本土」各地から機動隊500名を投入し、暴力的弾圧、不当逮捕が繰り広げられています。けが人や不当な逮捕者が続出しています。

しかも、極右ファシストの稲田防衛大臣は、ヘリ空母『おおすみ』やCH47輸送などの自衛隊出動を行って、米軍の高江ヘリパッド建設の着工のために重機搬入を強行しました。沖縄現地では、「本土」・安倍政権による独裁と暴力、そして自衛隊という日本軍隊による沖縄民意の差別抑圧事態について、戦前のような状況だと怒りが沸騰しています。

沖縄現地では不屈の闘いの決意がますます強まっています。

この日、東京の国会前では、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックのよびかけで、緊急の抗議行動が闘われました。約300名が集まりました。

怒りとともに、沖縄人民への連帯を決意し、「本土」の闘いの責任を確認し、安倍政権打倒を勝ち取っていくことが参加者それぞれから訴えられました。

わたしたちAWC勢力も辺野古や高江の現地攻防に派遣を継続しています。辺野古、高江の現地における沖縄人民の闘いと連帯した実力阻止行動にいっそう「本土」各地からの派遣を集中する必要があります。さらに首都園をはじめ「本土」各地での沖縄反基地闘争連帯、反戦反基地闘争の強化と拡大がますます問われています。

翁長沖縄知事の辺野古埋め立て承認取り消しを「違法」とする沖縄差別軍事支配の不当な9/16多見谷判決を許さず、現地の実力攻防に陸続と決起していきましょう。今秋、辺野古新基地建設阻止、高江ヘリパッド許すな! といった決戦局面を断固として担っていきましょう!

日米の差別軍事支配と真正面から立ち向かう沖縄解放闘争を推進し、12/10-11の岩国基地強化反対の現地行動、京丹後の米軍Xバンドレーダー基地反対闘争、横田・神奈川の反基地闘争、そして、フィリピンの反米軍闘争、韓国・星州のサード・ミサイル配備阻止闘争などを連関させて、「アジアから米軍総撤収」をたたかっていきましょう。「戦争法廃止、日米軍事一体化ー集団的自衛権行使の阻止」「共謀罪粉砕」、労働法制改悪/新自由主義と貧困格差、そして憲法改悪を攻撃する安倍政権を全人民の実力行動で打倒していきましょう!

辺野古埋め立て承認取り消しにたいする9/16違法判決弾劾・その1

辺野古埋め立て承認取り消しにたいする9/16違法判決弾劾・その2

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