アジア共同行動・日本連絡会議

日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する

日本連絡会議ニュース

 

 

 

辺野古新基地建設阻止、高江ペリパッド反対!沖縄への差別暴言糾弾!10.30新宿デモ!


高江ヘリパッドの暴力工事がはげしく、これを阻止する現地の攻防が日々闘われています。わたしたちも、辺野古、高江への暴力工事に反対する現地闘争へ派遣団を送っていますが、いっそう強化していく決意です。

折しも、沖縄での高江ヘリパッド反対闘争では、大阪府警機動隊が「土人」「シナ人」と差別排外主義の暴力的発言をあびせる許しがたい攻撃が露となりました。しかも、大阪の松井知事は、極右ファシストよろしく、この差別攻撃を擁護し、「反対派も暴言している」と言明する始末です。沖縄が日本による植民地的支配、差別抑圧を受けてきた歴史、現在も日米によって差別軍事支配をうけている現実、それが辺野古や高江の米軍新基地攻撃で強まっていることをとらえるなら、機動隊の暴力弾圧と差別暴言がどれほど沖縄人民の尊厳と自己決定権、平和的生存権を蹂躙する許しがたい構造的暴力であるか、明らかです。

わたしたちは、日米政府による差別軍事支配を受ける沖縄人民の自己決定権を支持し、沖縄の軍事支配強化となるいっさいの日米軍事基地に反対し、その撤去をともに闘っていかねばならないと考えています。したがって、高江や辺野古での機動隊の暴力弾圧と差別攻撃を徹底的に糾弾します。警視庁、大阪府警、愛知県警、千葉県警、福岡県警からの機動隊=暴力装置約500名の沖縄への投入を絶対に許しません。松井大阪府知事の言語道断な差別排外主義の機動隊を擁護する行為、沖縄への差別強化に抗議します。人権侵害甚だしい松井知事の辞任を求めます。

そうした沖縄ー「本土」を貫く基地撤去ー日米安保破棄、沖縄への日米による差別軍事支配を打破する闘いの一環として、10月30日、新宿デモに取り組んでいきました。主催は、「辺野古への基地建設を許さない実行委」です。新宿アルタ前の広場には、約400名近くが結集しました。

まず集会では、沖縄への軍事植民地支配を示した「土人」「シナ人」の差別暴言をとことん弾劾する司会挨拶がおこなわれました。先日、高江、辺野古の現地へ暴力的機動隊を派遣した警視庁にたいする抗議行動が報告されました。沖縄青年による沖縄差別を告発するアピール、「沖縄独立」をもとめる若手ミュージシャンの歌、沖縄現地でたたかう人士のアピール、警視庁の機動隊を沖縄に派遣した暴挙を許さない住民監査請求、辺野古・高江の米軍基地建設を許さない国会包囲から「辺野古埋め立て取り消し」を違法とする多見谷裁判官を糾弾し最高裁に正義を求める訴え、次回、11/27新宿デモの予定などが続きました。

その後、新宿駅を一周するデモが行われました。闘いは正念場です。極右ファシストの安倍は、高江ヘリパッド建設や「辺野古埋め立て取り消し」違法攻撃の年内決着を施政方針演説しました。その際、安倍は、自衛隊、海上保安官、警察といった戦争と治安の暴力装置に敬意を表し、国会議員への起立と拍手をもとめ、自民党議員などが応じると言った戦争翼賛国会化が強行されたことは記憶に新しい出来事でした。絶対に許されません。

辺野古、高江への米軍基地の暴力工事を阻止し、現地への支援闘争を強化していきましょう。沖縄の反基地闘争の推進とともに、岩国基地大強化の反対、京丹後の米軍Xバンドレーダー基地の撤去、東京・横田基地のオスプレイ備などへの反対、米核空母ロナルド・レーガンの横須賀母港化など神奈川の基地撤去の闘い、これらを結びつけ、反戦反基地闘争を拡大強化していきましよう。そうした取り組みこそが、安倍政権の戦争法発動ー戦争国家化、改憲攻撃を阻止する大きな柱となるものです。

さらに、11月以降、狙われる南スーダンへの「駆けつけ警護」=武力行使のPKO派兵を阻止し、核戦争の危機を強める朝鮮戦争を絶対に阻止していこうではありませんか。

辺野古新基地建設阻止、高江ペリパッド反対!沖縄への差別暴言糾弾!10.30新宿デモ・その1

辺野古新基地建設阻止、高江ペリパッド反対!沖縄への差別暴言糾弾!10.30新宿デモ・その2

辺野古新基地建設阻止、高江ペリパッド反対!沖縄への差別暴言糾弾!10.30新宿デモ・その3

awcjapan21@yahoo.co.jp

当サイトに掲載された文章・写真等の無断転載を禁じます。
Copyright © 2005-2016, AWC-JAPAN, All Rights Reserved.