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朝米首脳会談に関する韓国労働党の論評


[論評]

朝米首脳会談の共同合意を歓迎する
朝鮮半島の完全な非核化と平和体制構築へと進もう

今日(6/12)、金正恩北朝鮮国務委員長とドナルド・トランプ米国大統領は、シンガポールで歴史的な初の朝米首脳会談を終え、共同合意文を発表した。

今日の朝米首脳会談は、4.27板門店南北首脳会談の直後のトランプ大統領の電撃的な朝米首脳会談の受諾と、去る5月末に続いた電撃的取り消しと会談再開発表など、紆余曲折の末に成立した大切な出会いだった。また、去る25年間、合意と破棄が悪循環してきた歴史が終息する瞬間でもあった。

共同合意文の核心内容は次のとおりだ。

  1. 米国と朝鮮民主主義人民共和国は、平和と繁栄のための両国国民の希望により、新しい両国関係を樹立する。
  2. 米国と朝鮮民主主義人民共和国は、朝鮮半島で持続的で安定した平和体制を構築するための努力に参加するだろう。
  3. 朝鮮民主主義人民共和国は、2018年4月27日板門店宣言を再確認して朝鮮半島全体の非核化のために努力する。
  4. アメリカと朝鮮民主主義人民共和国は、すでに確認された戦死者遺骨の送還を含み、戦争捕虜と失踪者の遺骸復旧を約束する。

労働党は、今回の朝米共同合意文に対して、北朝鮮と米国がこの間の敵対的関係を清算し、平和と繁栄のための新しい関係を樹立し、平和体制構築と朝鮮半島非核化のために努力することを約束したという点で、まず歓迎の意を表する。

今回の合意は、トランプ大統領が直接言及したように「包括的合意」だ。一部では具体的な中身がないという評価もあるが、朝鮮半島平和体制構築と完全な非核化についての基本合意が成り立った以上、これから重要なのは「言葉の宴」を現実にする実効的措置だ。

すでに保守マスコミは、今回の会談の結果をめぐりCVID(Complete Verifiable Irreversible Dismantlement・完全で検証可能で不可逆的な非核化)が明示されなかったとし、「板門店宣言」の再確認に過ぎないとこき下ろしている。自由韓国党のホン・ジュンピョ代表がこの7日に、『北核、CVID合意しないなら会談を破棄すべき』と述べて気勢を削いだのと似たような脈絡であろう。もちろん『今回の米朝会談で終戦宣言が成り立つことに断固として反対する』というホン・ジュンピョなので、今回の共同合意文で終戦宣言の「終」の字にも直接言及されないことに息を継いでいるかも知れない。

だが、朝鮮半島を支配していた守旧冷戦勢力の「安保」商売はもう廃業を目前にしていることが今日明らかになった。太極旗集会に米国の国旗を掲げて出てくる人々は、米国の国旗と朝鮮民主主義人民共和国の国旗が並んでかかっているのを背景にして握手するトランプ大統領と金正恩国務委員長の姿を見て何を考えただろうか?

4.27板門店宣言と今日の朝米首脳会談の共同合意が実効的措置につながり、朝鮮半島の完全な非核化と終戦宣言および平和協定締結、これを通じた朝鮮半島の平和体制構築に進むことを心より願っている。

2018年6月12日(火) 平等・生態・平和を指向する労働党スポークスパーソン リュ・ジュンヒ

 

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