日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する
日本連絡会議ニュース
12・14辺野古土砂投入弾劾！阻止はこれから！現地数千名、国会前六百名など各地で決起！
安倍政権・防衛省は、12月14日11時過ぎ、辺野古新基地建設を強行し、海への土砂投入を開始しました。徹底的に弾劾します。たかだか、海岸の砂浜にちょっぴり土砂を入れた程度です。あたかもマスコミなどは、辺野古新基地建設が既成事実化したなど、安倍政権の悪行を追認する始末です。沖縄人民に対する日本政府の差別軍事支配、反民主的暴力支配を暴き追求するマスコミ論調は圧倒的に少ない状況があります。しかし沖縄人民の民意は、明らかで、辺野古新基地建設阻止ですし、安倍政権の沖縄差別支配への怒りをますます強めています。沖縄人民の自己決定権に基づく解放闘争とともに、基地撤去、日米安保破棄の闘いを不退転で進めていく必要がますます鮮明となっています。辺野古現地と「本土」を貫き、闘いましょう。
辺野古現地では、朝から土砂埋め立て阻止の決戦行動が取り組まれました。ゲート前には、千名を超えて、阻止行動が闘われました。海上では、抗議者を満載した監視船団が9隻以上、「埋め立て阻止」「辺野古新基地反対」などを訴えました。さらに約50艇のカヌー隊が埋め立て工事現場に向かって、抗議しています。海上保安艇が暴力的に抗議のカヌー隊を封鎖する状況に全く引かず、抗議していきました。私たちAWC日本連の仲間も、ゲート前や海上で闘っていきました。
首都圏では、12日から14日まで、首相官邸前で抗議の座り込みが展開されました。辺野古実などが参加した、「埋めるな！連」の主催です。14日には数百名が早朝から午後6時まで、座り込み・抗議の訴えを安倍首相官邸に叩きつけていきました。午後6時半からは、国会議員会館前で、抗議集会が約500名以上の参加で繰り広げられました。辺野古新基地建設阻止のたたかいは、これからなのだ。さまざまなアピールで、これを確認していきました。北海道、名古屋、京都、大阪、福岡、広島、山口など、各地で辺野古埋め立て阻止の抗議行動が取り組まれています。
玉城デニー沖縄知事は、安倍政権・防衛省の暴挙に対して、満腔の怒りで抗議し、辺野古新基地建設阻止をあらゆる手段でこれからも闘い取っていくと、表明しました。稲嶺進・前名護市長（「オール沖縄」共同代表）は、「海岸にちょっぴり土砂をいれた程度」「ぜったいに辺野古新基地を阻止する」「全国からの支援・連帯の行動は、沖縄の闘いを激励し勇気づける」と、訴え、沖縄・辺野古現地と「本土」を貫いてさらに闘いを拡大強化しようとアピールしました。
日米帝国主義の沖縄差別軍事支配とたたかう沖縄人民の自己決定権と辺野古埋め立て阻止闘争を支持し、連帯し、「本土」各地で反対行動をつよめていきましょう。闘いは、これからです。
