バヤンの岩国連帯メッセージ‏

       

 

 

 

 

私たちフィリピンのバヤン(新民族主義者同盟)はアメリカ軍の強化に反対してたたかっている岩国の人々に熱い連帯の挨拶を送ります。

私たちは岩国市民が2006年3月の住民投票で、政府が厚木からの米軍機を岩国基地に移送する計画に対して反対の意志を示したことに大いに元気づけられました。また合併後の4月の市長選挙で井原氏が基地強化反対の立場から当選したことをうれしく思いました。

私たちはこの2月10日の選挙の結果に注目しています。これは、米軍機の移駐についてはっきりと意見が異なる二人の候補者の選挙戦であるだけではありません。より大きい問題すなわち岩国の大多数の市民の意志が通るのか、米国の意志が通るのか、がかかっていると思うからです。私たちは米軍機の移駐に反対する大多数の岩国市民の意志が勝利することを願っています。

選挙の結果は岩国市民だけでなく、日本の米軍基地をなくし平和に暮らそうと願う日本の人々にも大きな影響を及ぼすでしょう。岩国の人々にとっては米軍基地が存在することによって死や声明の危険、流血の事件が増え、安心して生活できなくなり、人々の間の反目も増大するでしょう。何十年も以前の米軍の原爆投下による広島・長崎の恐ろしい破壊も記憶にあることでしょう。

岩国市民は、日本政府のお気に入りになり米国の支援をうけようとする容認派の市長を選ぶのか、米軍機は平和と安心をもたらさないという立場をつらぬいてきた市長を選ぶのか、問われています。

私たちは岩国市民の意志が、日本各地で多くの重圧を与えている米国の野望に打ち勝つことを願っています。

 

 

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