アジア共同行動・日本連絡会議

日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する

日本連絡会議ニュース

 

 

フィリピン新民族主義者同盟(BAYAN)からのメッセージ


新民族主義者同盟は、AWC日本連の年次総会に集まったすべての皆さんに連帯のあいさつを送ります。

皆さんの総会は、仙台や福島を襲ったマグニチュード8・9の地震と30フィートの津波によって数千人が亡くなり、数万人が家や資産を失うという日本のもっとも困難なときに開催されます。

私たちは皆さんの同胞の苦境に私たちのお見舞いの気持ちをお伝えします。同時に、皆さんが必ずこの悲劇を生き抜き、未来に向かって動き出すことを知っています。

3月20日は、「大量破壊兵器」の存在を口実にした米軍のイラク攻撃・侵略から8周年にあたります。8年が経ち、そのような大量破壊兵器は存在しなかったことが証明されています。

何万人ものイラク人が殺され、産業基盤は使い物にならなくなりました。イラクのすばらしい文明が破壊されてきました。

しかし、イラクの民衆は米国の対テロ戦争に抵抗し続けています。米国は自国の兵士にも災厄をもらたしています。米兵たちも戦争のトラウマを負い、深刻な負傷に苦しめられています。

今日3月19日、私たちは国連が米国によるリビア攻撃を是認したことを知りました。

米国は、カダフィの支配と闘っていると報じられているリビアの「民衆を保護する」ためだと言っています。フランスやイギリスもリビア空爆の要求に参加するとのことです。

米国、フランス、イギリスなどの帝国主義諸国は、長い間リビアの石油や天然ガスを自らののにしたいと思っていきました。かれらは、独裁支配と米国に支えられた政権が押しつける新自由主義政策に対して北アフリカ・中東で広がる抗議の波をその口実に使っています。

リビアの国内問題がいかなるものであれ、干渉は許されません。われわれは米国、フランス、イギリスおよびアラブ連盟がリビアの民衆の民族的社会的解放のための闘いを尊重することを求めます。

米国、フランス、イギリスはリビアから手を引け!

リビア民衆の民族的社会的解放のための闘いを尊重せよ!

国際連帯万歳!

2011年3月19日

関連情報

アジア共同行動日本連絡会議第16回総会 決定

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