アジア共同行動・日本連絡会議

日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する

日本連絡会議ニュース

 

 

アジア共同行動日本連絡会議
第16回総会 決定


  1. 2010年度活動報告・総括

    1. 2010年度活動報告

      2010年
      3月14日
      第15回総会(京都)
      3月28日
      朝鮮学校襲撃を許さない京都集会
      3月29日~31日
      全国事務局訪韓(韓国委員会との年間計画相談のため)
      4月12日13日
      イ・スガプさん来日(人民の力招請)・交流(京都)
      4月
      ガブリエラジャパン結成集会参加(名古屋)
      4月28日~5月7日
      ISA参加(フィリピン)
      5月13日~16日
      沖縄闘争参加
      5月23日
      見直せ!米軍再編5/23岩国大集会に各地から参加
      5月30日
      在特会らの暴力を許さない・排外主義とたたかう関西集会
      6月13日
      全国会議(京都)
      6月17日~24日
      全国でアジア共同行動(及び、共闘団体の集会や交流)を開催。(韓国双龍労組から来日。東京、名古屋、京都、大阪、神戸、福山で集会開催)
      7月30日
      岩国大拡張を許すな・関西集会(岩国・労働者反戦交流集会実行委と共催)
      7月
      基地と労働運動現場を巡る韓国ツアー
      8月6日
      広島反戦反核集会
      8月21日22日
      夏期反戦合宿(京都)
      11月10日~12日
      ソウルG20反対闘争に参加。
      11月13日~15日
      横浜APEC反対闘争(韓国、台湾、フィリピン、インドネシアから参加)
      11月16日
      横須賀反基地デモ、CCB開催(横須賀)。
      12月4日5日
      岩国行動2010開催(岩国)
      5日6日
      上関原発現地訪問
      6日~8日
      各地で韓国反基地活動家を迎えて集会開催(名古屋、京都、神戸)
      2011年
      1月15日
      全国会議(京都)
      声明
      5月21日
      韓国海軍哨戒艦「天安」沈没事件についての声明
      5月29日
      鳩山政権による普天間基地の辺野古移設決定を弾劾する声明
      7月6日
      韓国政府によるAWCメンバー入国拒否を弾劾する声明
      1月22日
      2011年朝鮮半島平和のためのメッセージ発表
      2月5日
      釣魚諸島事態に対する声明
      署名
      「駐韓米軍を追い出す朝鮮半島平和協定実現」署名
      出版物
      2009年講演集(500円)
      ホ・ヨングさん講演パンフ(300円)
      全国事務局会議を月一回開催
    2. 総括

      2010年度のたたかいの総括は、第一に、年間を通して、米軍再編に反対し、沖縄、岩国、神奈川における反戦反基地闘争を推進し、その前進を実現させてきたことです。その通年を通した集約点として、12月には2010岩国行動を成功させたことです。

      2010年は、全国の反基地闘争にとって極めて重要な年でした。民主党は、普天間基地の「最低県外」を公言しつつ、結局、辺野古移設・新基地建設案を強行してきました。しかし、沖縄の人々は、県内移設を絶対認めない島ぐるみのたたかいで日米両政府と対峙しています。また岩国の人々も、基地の強化・拡張に反対し、四つの裁判、愛宕山を米軍住宅にさせない毎月1日、11日、21日の座り込み開始など、たたかいを進めてきました。神奈川でも、原子力空母ジョージ・ワシントン横須賀母港化を弾劾し基地に反対する集会なども取り組まれてきました。私たちも、各地で反基地闘争を訴え奮闘しました。特に、沖縄に連帯するたたかい、また、岩国に連帯するたたかいを各地で進めました。沖縄では、仲間が名護市議に当選しました。岩国では、岩国に連帯するたたかいを関西をはじめ各地で取り組み、12月には、韓国のクンサン基地に反対するたたかいと岩国住民との連帯を作ることに貢献することができました。それは、「アジアから米軍を総撤収させる」というアジア共同行動の特色とそれ故にできる貢献を岩国市民に連帯して進めることができたということだと思います。また、岩国市民に連帯し、労働運動に反戦反基地闘争を広範に再生することを目指す岩国・労働者反戦交流集会実行委員会と連携し、こうしたたたかいにも貢献してきました。さらに、仲間が「女性史から見た岩国米軍基地」を発刊し、岩国の問題を広く訴えるなど、重層的な岩国連帯の流れを作ることに貢献してきました。8・6広島反戦反核現地行動も取り組み、あわせて、韓国労働運動に連帯した広島韓国領事館への闘争も取り組みました。2010年、米軍再編に反対し、各地での反戦反基地闘争に連帯しその前進に貢献してきたこと、これが第一の大きな総括点です。

      第二に、これと結合して、ソウルG20-横浜APEC反対闘争を、アジア太平洋地域の仲間との国際共同闘争として成功させてきたことです。

      ソウルG20反対闘争に代表団を派遣し、横浜APEC反対闘争には、韓国、フィリピン、台湾、インドネシアの仲間とともにたたかい、ソウル-横浜を貫く国際共同闘争として成功しました。また、あすじゃ、労活評の仲間と「ソウルG20-横浜APECに反対する国際行動」を結成し、「いらないAPEC横浜民衆フォーラム」の全体デモに結集しつつ、かつ、独自の国際フォーラムやデモをたたかうという重層的なたたかいが実現できました。洞爺湖サミット反対闘争に続き、反帝国主義を真っ向からかかげた国際的な共同闘争として成功しました。同時に、これを横須賀基地への闘争と結合し、横須賀での抗議デモをたたかい反基地闘争としても成功させました。こうした成果の上に、開催されたCCB(AWC国際幹事会)は、各国地域のたたかいの共有をより深め、アジア太平洋における共同闘争と相互連帯の課題を深めました。また、国際的な共同闘争に対する入国拒否などの弾圧に抗し、たたかいを成功させました。さらに、京都や大阪など、各地でも、APECに反対する闘争を繰広げました。資本のグローバリゼーションに反対し、反帝国主義の国際共同闘争を推進したこと、これが第二の総括点です。

      第三に、2010年を通して、各地で活発化した在日特権を許さない市民の会(在特会)らによる襲撃・暴力を許さないたたかいを、さまざまな人々とともに担ってきたことも大きな特徴でした。在特会らとのたたかいは特に関西で突出したたたかいとなりましたが、階級矛盾の深まりのなかで、激化する差別・排外主義勢力とのたたかいを全国各地で今後もより一層強めていく必要があります。朝鮮高校の無償化排除、歴史修正主義者の教科書採択阻止のたたかい、教育現場での「日の丸・君が代」強制に反対するたたかいなど、差別・排外主義とのたたかいがますます重要となってきたこと、また、こうしたたたかいを各地で前進させてきたこと、これが第三の総括です。

      第四に、国際連帯運動を通年を通して前進させてきました。2010年も引き続き韓国やフィリピンへの派遣を継続するとともに、横浜APEC闘争や岩国闘争などで、各国地域の仲間との国際連帯をそれぞれの課題で一層深めたことです。また、フィリピンの医療関係者への不当拘束に抗議しその釈放を求める運動、あるいは、韓国との反基地と労働運動現場をめぐる交流・連帯運動が恒常的な運動としてスタートする年となりました。民主労総の訪日団も受け入れました。加えて、フィリピンや韓国の民衆に連帯した米大使館や領事館、韓国やフィリピン大使館などへの抗議闘争などを果敢に行ない、種々の課題での連帯運動を恒常化させてきました。具体的な課題をめぐる連帯行動をより活発に継続していく必要があります。国際連帯運動を引き続き前進せしめたこと、これが第四の総括点です。

      最後に、組織的な面についてです。アジア共同行動日本連は、東京、東海、関西、山口・九州の四地方に立脚する全国的な共闘組織として、さまざまな団体・個人によって構成されています。各地・各団体で、取り組んでいるたたかいも多様です。各地では、中国人の研修生支援や、さまざまな外国人労働者問題への支援、あるいはまた、饗場での日米合同軍事演習反対闘争や在特会との闘争など、広範な共同闘争の一翼を各地で担い重要な役割を果たしています。こうした中で、各地・各団体のたたかいを共有し、支援しあう関係を強めていくことが求められてきました。そのためにも、ホームページなどを充実させることなどが不可欠です。情報発信、情報共有を完備することが急務です。こうした整備が充分進みませんでした。反省点です。一方、日本からAWC国際代表としてその結成時から長年AWCの先頭にたってきた小城さんを引き継ぎ、新たに瀧川さんが国際代表に着任しました(小城さんは顧問として引き続き責任を負ってくださいます)。こうした組織人事面での前進がありつつも、各地、各団体、各階層、各戦線などから全国幹事を拡充し充実させていくことなど、組織的な体制強化は引き続く課題です。

  2. 情勢の特徴

    情勢の特徴の第一は、世界恐慌のもとで、各国地域の労働者民衆が苦しんでいることです。各国地域で失業や不安定雇用が蔓延し、労働者民衆の生活苦は深まる一方です。こうしたなかで、中南米では新自由主義から決別しようとする動きが強まり、中東、北アフリカ諸国では米国などと結びついた独裁政権に対する民衆の政権打倒闘争が連鎖のごとく強まっています。チュニジアから始った民衆革命は、エジプトでも独裁政権を打ち倒し、さらに、リビアでは内戦状態に突入しています。他にも、バーレーン、イエメン、アルジェリア、サウジアラビア、シリア、モロッコなど、民衆の巨大なうねりは、中東、北アフリカ全域に広がり、石油利権のために独裁政権を支えてきた帝国主義諸国を動揺させています。

    第二に、引き続き、米国を先頭とする侵略戦争も強まっていることです。アフガニスタン、イラクで戦火はやむことがありません。そればかりか、イラン、朝鮮民主主義人民共和国などへの戦争策動も引き続いています。特に、東アジアをめぐる情勢は、一層緊迫の度を深めています。昨秋、朝鮮半島では砲撃戦が勃発しました。また、釣魚諸島問題では、領土拡張の野望と排外主義が吹き荒れました。こうした中で、米国を軸に日米韓の軍事協力体制が新たに強化されていこうとしています。東アジアにおける軍事的緊張は高まっています。

    第三に、世界恐慌・世界同時不況から脱却しようと、各国地域の資本家階級は、資本のグローバリゼーションを一層推し進める動きを加速させていますが、こうした流れを受けて、菅政権は、日米軍事同盟強化と新自由主義路線を全面化させていることです。 自公政権のもとで推進された新自由主義政策によって、労働者民衆はかってない生活苦のもとにたたきこまれ、その怒りが民主党政権を成立させました。民主党政権は、「国民の生活第一」を掲げ労働者民衆の怒りを糾合しました。しかし、それはまったくの嘘であったことが白日の下にさらされました。民主党政権は、米軍基地問題や生活苦に対する労働者民衆の願いを踏みにじったばかりか、逆に、より一層、日米軍事同盟強化と新自由主義路線を全面的に推進していこうとしています。

    菅政権は、辺野古新基地建設を強行しながら、6月頃には日米安保の強化のための訪米と首脳会談を計画しています。そして、米軍再編-日米軍事同盟の強化を推し進めることと連動して、新たな防衛大綱と中期防で、中国や共和国脅威論にもとづく「動的防衛力」を打ち出し沖縄への自衛隊配備強化を進めることを宣言しました。釣魚諸島をめぐる「領土防衛」、排外主義と愛国心が煽られ、戦争準備に一層拍車がかけられようとしています。また、菅政権は、「第三の開国」と銘打ってTPP参加へと進もうとしています。これは例外なき自由化によって、あらゆる領域に影響をおよぼします。例外なしの貿易自由化によって、農民切り捨ては言うにおよばず、海外からの安い労働力の導入を含む、グローバル化を進めるということです。また、民主党政権は、後期高齢者医療制度廃止や労働者派遣法改正など、約束した政策をほとんど、不履行、あるいは、公約を反古にして開き直っています。そればかりか消費税大増税をもって、ますます労働者民衆の生活を破壊していこうとしています。菅政権の本質は、日米軍事同盟強化と新自由主義の推進に他なりません。菅政権は、打倒されるべきです。同時に、自民党のみならず、こうした民主党政権への人民の失望を受けて、大阪や名古屋で、既成政党とは違うかの装いをもって、ポピュリズムと言うべき危険な流れも強まっており、こうした流れとたたかう必要があります。

    最後に、こうしたなかで引き続き労働者民衆の生活は一層苦しくなる一方であり、不満と怒りは蓄積しています。非正規雇用労働者は、三人に一人(若年層では二人に一人)となり、年収二〇〇万以下の働く貧困層は一、一〇〇万人にいたっています。新自由主義と日米軍事同盟強化、大増税を進める菅政権では、労働者民衆の生活に未来はありません。沖縄や岩国など米軍基地強化に反対する人々も屈することなくたたかっています。こうした流れを大きくしていくこと、そして、アジア太平洋地域の労働者民衆と連帯したたたかいを実践的に発展させていくこと、ここに私たちの基礎的立場をおいて、2011年度のたたかいを発展させていきましょう。

  3. 方針

    1. 運動方針

      (情勢および運動方針についての緊急の追加)

      3月11日に発生した東日本大震災は、地震、津波、原子力災害によって、未曾有の被害をもたらしています。多くの市町村が跡形もなく潰滅し、多くの人たちが命を失い、しかも、いまだ、あまりに多くの人々が行方不明の状態のままです。さらに、福島原発の損壊による放射能汚染が始まし、新たな被曝者が生み出されつづけています。事態は、いまだ予断を許しません。私たちは、この総会の名において、すべての犠牲者に心から追悼の意を表明します。

       

      自衛隊10万人出動、米軍出動、原発損壊と放射能汚染、危機管理内閣への挙国一致体制の動きなど、すでにさまざまな急激に動きが進んでいます。この歴史的な大震災が、今後の政治、経済、軍事にわたる全領域に大きな影響を与えていくことは必至です。政府はこの大震災を利用して、自衛隊と米軍への「国民的」な支持意識を形成させ、日米軍事同盟を強化し、翼賛体制の強化を進めるなど危険な動きを全面化させています。こうした政府の危険な動きを許さず、すべての被災者救援に全力をあげたいと思います。全労協、全日建運輸連帯労組関西生コン支部は、義援金を呼びかけています。在日・滞日フィリピン人組織のミグランテも義援金を呼びかけています。私たち、アジア共同行動日本連絡会議としても、全労協、関西生コン支部、ミグランテの義援金よびかけに協力しながら、海外を含めて支援を呼びかけていきたいと思います。また、今後は、ボランティア派遣なども含めて最大限の救援活動に取り組みたいと思います。

      多くの人々が、瞬時にして、家も仕事も、そのすべてを失ってしまいました。多くの失業者が生み出されました。私たちは、在日・滞日外国人を含む、今回のすべての被災者の生活と健康を守るために政府がなしうるすべてを行なうよう要求してたたかっていかねばなりません。新自由主義政策の下では、大資本の利益のための復興に他ならないものになっていきます。私たちは、すべての被災者の生活再建を全面的に保障させるためにあくまでもたたかっていきたいと思います。

      加えて、自衛隊10万人出動、米軍出動という事態の中で、これを契機に、反基地闘争への解体攻撃が強まります。こうした動きに対して、すべの軍事費を人々の生活・復興のために使うべきであることを明確にしたたかっていく必要があります。また、福島原発の損壊、放射能汚染という事態が広がるなかで、すべての原発を絶対に廃止させるために、すべての被バク者、被爆二世三世とともに、たたかいを全面的に強めることを確認したいと思います。

      以上を、情勢と方針をめぐる緊急の追加提案としたいと思います。

      以上を踏まえ、第一に、本年度も、米軍再編に反対し、沖縄、岩国、神奈川を貫く反戦反基地闘争・反安保闘争を総力で進めたいと思います。そして、反基地闘争を、朝鮮半島をめぐる戦争策動や領土問題をめぐる戦争策動に反対するたたかいと結びつけてたたかおう。こうしたたたかいの集約環として、今秋、再々度、アジアから米軍の総撤収を掲げた岩国への総結集を実現していきましょう。

      沖縄では、高江ヘリパット建設が強行されようとしており、連日の攻防が始ってきました。東京での辺野古実よびかけの連帯行動や、各地でもさまざまな連帯行動がよびかけられています。こうした呼びかけなどに応えともに連帯行動を強めていきましょう。現地派遣も含め、高江ヘリパット建設に反対する各地でのたたかいを緊急行動として全国で強めていこう。また、普天間基地の県内移設・辺野古新基地建設に絶対に反対し、総力でたたかおう。沖縄への自衛隊配備強化を許さずたたかいましょう。5月には、本年度も、沖縄への派遣団を全国から送り出します。沖縄の反基地闘争に連帯するたたかいを各地で恒常的に進めていきましょう。

      岩国では、岩国市民のたたかいを孤立させることなく、全国各地で岩国市民に連帯する流れを大きくしていくことが重要です。そのために各地で奮闘しましょう。三裁判への支援、愛宕山座り込みへの支援連帯、また、各地で岩国市民のたたかいに連帯する取り組みを一層強めていきましょう。関西では、岩国問題を訴える関西集会などを岩国・労働者反戦交流集会実行委とともに成功させていきたいと思います(岩国・労働者反戦交流集会実との共催)。同時に、クンサンの米軍基地反対闘争をはじめ、アメリカやフィリピンなどアジア太平洋地域の反米軍基地闘争と岩国市民との直接の連帯の発展に貢献していきたいと思います。通年を通した岩国連帯運動を集約するものとして、秋には、岩国に総結集するたたかいを作りだしていこう。今秋の岩国行動2011を全国総結集でたたかいましょう。

      同時に、こうした反基地闘争を、東アジアで強まる軍事的緊張、日米韓の軍事協力体制の強化と戦争策動に反対するたたかいと結合して進めていきましょう。朝鮮半島の自主平和統一を支持し、停戦協定を平和協定に。「駐韓米軍を追い出す朝鮮半島平和協定実現」署名運動を進めよう。共和国への包囲・軍事的恫喝、戦争策動を許さずたたかおう。日朝国交正常化を要求してたたかおう。昨年のCCBで話されたように、6月には、朝鮮戦争61年に際してアジア各国地域と連動した取り組みを追求しよう。また、釣魚諸島や「北方諸島」をめぐる領土拡張の野望と沖縄への自衛隊配備強化、戦争体制強化を許さずたたかっていきましょう。

      さらに、上関原発建設をめぐる攻防もとても重要な局面に入りました。福島原発の事態は、原発がいかに危険であるか満天下にさらけ出しています。いまこそ、すべての原発を廃止し、原子力ではないエネルギー政策に根本的に転換させていくべきです。上関原発建設を最後的に中止においこんでいくためにたたかいを各地で広げていこう。反戦反核反原発闘争を各地で強め、すべての被バク者に連帯し被爆二世の会の呼びかけに応え、8・6集会には全国から広島に結集しよう。

      第二に、反貧困、反差別・排外主義とのたたかいを、各地で進めていきましょう。

      何よりも、各地でたたかう労働運動を推し進め、かつ、これに連帯していこう。そして、労働運動の国際連帯を進め、かつ、これに貢献していこう。また、野宿者支援や外国人労働者への支援など、可能な地域で取り組んでいこう。

      TPP参加に反対し、外国人労働者を含む労働者と農民の共同のたたかいを支持し、ともにたたかおう。

      また、在特会らの差別・排外主義と襲撃を絶対に許さないたたかいを、引き続き各地でたたかう仲間と共に進めましょう。在特会らの差別・排外主義者は、一昨年以来、関西を先頭に全国各地で活発化してきましたが、これに対する社会的な包囲といたるところでの対峙戦によって、ほぼ一緒に行動してきた在特会と主権回復を目指す会の分裂を含めその行動は一時よりは不活発になってきていますが、関西では、突撃隊と言うべき「チーム関西」が復活宣言を行ない、再度、その行動を活発化させようとしています。こうした流れは、階級矛盾の深まりを背景に増大する危険性をもっています。引き続き、在特会らの差別・排外主義攻撃に対峙するたたかいを進めていく必要があります。

      さらに、在日朝鮮人・韓国人とともに、朝鮮高校への無償化除外を許さずたたかいましょう。歴史修正主義者の教科書採択を阻止するためにたたかうとともに、教育現場における「日の丸・君が代」強制などを許さず各地でたたかっていきましょう。領土問題をめぐる排外主義扇動を許さずたたかっていこう。在日・滞日フィリピン人を含むすべての外国人労働者と連帯していこう。また、ともに、部落解放闘争、障害者解放闘争、女性解放闘争、被爆者解放闘争を進めていきましょう。

      第三に、国際共同闘争と国際連帯運動をより発展させていきましょう。そして、韓国でのCCB開催をともに成功させていこう。

      6月と11月には、韓国やフィリピンの仲間を招いて、各地で、アジア共同行動集会を開催していきたいと思います。年二回のアジア共同行動集会を各地で成功させていきましょう。6月アジア共同行動は、6月19日東京(日)を起点に、26日(日)山口・九州を終点とする各地開催としたいと思います。韓国からたたかう労働運動の仲間を招請して日韓労働運動の連帯を進めたいと思います。

      フィリピンについては、本年度も、5月ISA派遣を行ないます。また、7月には、フィリピンでILPS(国際民衆闘争同盟)総会が呼びかけられています。日本連はオブザーバー参加していますが、実際の共同闘争を基礎に正式参加も検討していきたいと思います。韓国については、7月末から8月始めにかけて、基地と労働運動を巡るツアーを今年も開催したいと思います。また、11月労働者大会に派遣団を送り出したいと思います。また、台湾やインドネシアとの連携もより意識して連帯運動を作り出していきたいと思います。

      国際共同闘争について、本年は、APECがハワイで開催されます。米国の側と相談し、可能ならば、闘争派遣団を出したいと思います。さらに、11月、フランスでのG20には、闘争派遣団を送り出したいと思います。ヨーロッパには始めての闘争派遣になりますが、フランスと共闘関係をもつ諸団体とも相談しながら、ぜひ、成功させていきたいと思います。

      さらに、中東、北アフリカを席巻する民衆革命の巨大な流れに連帯しよう。民主化闘争を断固支持し、中東、北アフリカ諸国の労働者階級に連帯していこう。独裁政権を支えてきた帝国主義諸国は、民衆革命のうねりの前に動揺し、手のひらを返すように独裁政権を見捨て、これにかわる次の配秩序を形成するための新たな干渉策動を強め、すでにリビアへの軍事行動に踏み出しました。これを許さず、民衆革命に連帯していこう。

      なお、本年度のAWC-CCB(国際幹事会会議)は、韓国で開催することになりました。時期は、韓国側の判断によりますが、12月から来年3月くらいの間になるのではないかと思います。AWC韓国委員会に連帯し、ともに韓国CCBを成功させていきましょう。アメリカ、フィリピン、台湾、インドネシアの仲間と共に、韓国に結集しよう。韓国CCBには、全国から派遣団を送り出していきたいと思います。

      また、各国地域からの支援要請や、各国地域の労働運動争議への連帯、弾圧・人権問題などに対して、重視して取り組んでいきましょう。

    2. 組織方針

      まず第一に、アジア共同行動をさらに多くの人々とともに推進していくために、各地でアジア共同行動を拡大していくために奮闘しましょう。

      第二に、アジア共同行動日本連および共闘団体との交流と連帯をもっと強めていくことです。東京、東海、関西、山口・九州の各地のアジア共同行動団体、アジア共同行動に参加する学生など各階層の運動、障害者解放運動や被爆二世のたたかい、部落解放運動など被差別戦線のたたかい、軍隊の性暴力とのたたかいなど、さまざまな運動との連携を強めていきましょう。また、岩国・労働者反戦交流集会実とは岩国基地拡張に反対する共同のたたかいをより一層進めていきましょう。

      第三に、アジア共同行動日本連の体制をより充実させていくことです。各地方、諸運動を反映した組織体制に充実させていくことです。全国共同代表、全国幹事を拡大していく方向を引き続きとっていきます。、全国共同代表、全国幹事を拡大し、全国会議を充実させていきましょう。

      第四に、本年も夏期反戦合宿を、アジア共同行動の全国活動家合宿として、組織的事業として開催します。8月20日(土)21日(日)の予定で準備したいと思います(開催場所未定)。

      第五に、総括でも述べましたが、ホームページの充実やAWC情報の充実など、情報伝達、共有機能を整備していくことです。こうした領域は、全国事務局が責任をおって進めます。

      最後に、アジア共同行動日本連のメンバーは、韓国やフィリピンの政府・入管当局によって、入国拒否などの不当弾圧を受けています。また、韓国やフィリピンの仲間も、同じく日本政府・入管当局によって入国拒否などを受けつづけています。国際共同闘争に対するこうした国際的な弾圧を許さず、不当な入国拒否策動をやめさせていくためにたたかっていきましょう。

    3. 年間予定
      5月
      ISA派遣(フィリピン)
      沖縄闘争派遣
      6月
      アジア共同行動各地集会開催
      7月末~8月始め
      基地と労働運動現場を巡るツアー(韓国)
      ILPS総会派遣(フィリピン)
      岩国連帯集会(関西)
      8月6日
      広島集会
      8月20日(土)21日(日)
      夏期反戦全国合宿開催
      11月
      アジア共同行動各地集会開催
      ハワイAPEC反対闘争(ハワイ)
      韓国労働者大会(韓国)
      フランスG20反対闘争(フランス)
      11月下旬~12月
      2011岩国行動
      今秋~来年初頭予定
      CCB派遣(韓国)

関連情報

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第16回総会の写真

顧問・小城修一さんのあいさつ

顧問・小城修一さんのあいさつ

共同代表・瀧川順朗さんのまとめ

共同代表・瀧川順朗さんのまとめ

第16回総会に寄せられた、AWCの海外の仲間からのメッセージ

AWC韓国委員会からのメッセージ

フィリピン新民族主義者同盟(BAYAN)からのメッセージ

台湾労働人権協会からのメッセージ

インドネシアJKBからのメッセージ

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